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結果の見方

健康診断の結果表が届いたものの、専門用語や数値の羅列を見て「よく分からない」と感じたことはありませんか?判定の意味や数値の見方を知ることで、ご自身の健康状態をより正確に把握できます。このページでは、結果表を読み解くための基本的なポイントを解説します。
判定区分の意味
健康診断の結果には、A~Eなどのアルファベットで判定区分が記載されています。一般的な判定区分の意味は以下の通りです。
A:異常なし
検査の結果、問題は見られません。
B:軽度異常
わずかに基準値から外れていますが、日常生活に支障はないレベルです。
C:要経過観察・生活改善
基準値を超えており、生活習慣の改善や定期的な経過観察が必要です。
数ヶ月後の再検査が必要な場合もあります。
D:要精密検査・要医療
詳しい検査や治療が必要な状態です。早めに医療機関を受診してください。
E:治療中
すでに治療を受けている項目です。
「要再検査」と
「要精密検査」の違い
「C:要再検査」と「D:要精密検査」は、もう一度検査が必要になるという点では同じですが、厳密な定義は異なります。どちらも放置して良いわけではありませんので、指摘を受けた場合は必ず医療機関を受診してください。
- 要再検査:一時的な異常の可能性があるため、もう一度同じ検査を行う必要あり
- 要精密検査:異常の原因を詳しく調べるため、より詳細な検査が必要
健診実施機関によって
表記が異なる場合も
判定区分は、健康診断を実施した機関によって異なる場合があります。A~Eではなく1~5の数字で表記されたり、「要観察」「要注意」といった文言で記載されたりするケースもあります。ご自身の結果がどの区分に該当するか、結果表の凡例を確認しましょう。
「B判定だから安心」
ではない
B判定は「異常なし」ではないものの、「要精密検査」でもないため、軽視されがちです。「B判定なら問題ない」と思い込み、何も対処しないまま過ごしている方も多いのではないでしょうか?
B判定やC判定でも、少なからず治療が必要な場合もあります。判定区分だけで「まだ大丈夫」と自己判断せずに、医師に相談しましょう。
毎年同じ判定が続いている場合
「去年もB判定、今年もB判定だから安心」という考えは危険です。それは「変わっていない」可能性もありますが、「改善していない」と考えることも大切です。生活習慣を見直さなければ、次の年はC判定、その次の年はD判定と徐々に進行する可能性があります。
数値の推移を確認する
健診結果を見る時、多くの方は「基準値内かどうか?」だけを気にしがちです。しかし本当に大切なのは、数値が「どのように変化しているか?」という視点です。
例えば、今年の数値が基準値内であっても、過去3年間で徐々に上昇し続けているなら、体の中で何らかの変化が起きているサインかもしれません。こうした傾向は、1年分の結果だけを見ていては気づけないものです。
健診結果は、受診したその年だけで判断するのではなく、過去の記録と照らし合わせることで初めて真価を発揮します。診断結果は捨てずに保管して、変化を確認する習慣をつけましょう。
「経過観察」の落とし穴
健康診断の結果に、「定期的に経過観察してください」と書かれていることがあります。しかし「定期的」とは具体的に何か月後なのでしょうか?3か月なのか、半年なのか、1年後で良いのかなどは、基本的に明記されません。
また、同じ検査項目で同じ判定でも、数値の程度や年齢、既往歴によって適切な観察頻度は異なります。ご自身に必要な頻度は、医師に確認するのが確実です。
「来年の健診まで様子見」
のリスク
次の健康診断まで様子を見るということは、1年近く放置することになります。その間に症状が進行して、気づいた時には手遅れというケースもあります。特にC判定以下の場合は、次の健診を待たずに医療機関を受診されることをおすすめします。
健診結果を
放置しないために
「忙しいから」と再検査を先延ばしにしていませんか?実は、忙しい人ほど早めに受診するべきなのです。
検査は1日で終わることがほとんどですし、治療期間も短く抑えられます。進行した病気の治療には時間も費用もかかりますので、タイムパフォーマンス・コストパフォーマンスの観点からも、早めの受診をおすすめいたします。
1か月休むか?今1日使うか?
異常を放置して病気が進行すると、長期の治療や入院が必要になり、場合によっては1か月以上仕事を休まなければならないケースもあります。病気の多くは、早期発見・早期治療できれば大事には至らずに済みます。
健康診断で異常を指摘された今こそ、行動を起こすベストタイミングです。